インフル予防接種をパパ1人で担当してみた結果…

インフル予防接種をパパ1人で担当してみた結果…

2025/11/17(月)

今日は、4歳の長男と2歳の娘の インフルエンザワクチン2回目 の接種日。
普段は仕事の都合でなかなか休めないため予防接種は妻に任せていたが、今回はちょうど 第3子出産のための休暇期間 に重なり、パパが担当することに。

本当は「痛みがなく」「1回で済む」点鼻タイプの フルミスト にしてあげたいところだったが——
✔ 2歳未満は使えない(1回目の時点で下の子がまだ1歳)
✔ 生まれたばかりの新生児が家にいる
という理由で、今回は2人揃って従来の皮下注射を選択。
(フルミストについては過去記事にまとめています。🔗リンクはこちら


■ 直前告知はしない作戦

注射があると分かった瞬間から全力で警戒モードに入る兄。
そのため、 今日も出発ギリギリまで予防接種の予定は伝えず。

午後の予約だったため少し早めに幼稚園へ迎えに行くと、

「今日はお迎え早いねぇ〜!」

と満面の笑顔。…かわいい。
しかし、その後に

「これから予防接種に行くよ」

と告げた瞬間、

「こわい…かもしれない…」

と急にテンション急降下。
最近、語尾に「〜かもしれない」を付けるのが口癖で、この独特の言い方がまたかわいい。

2歳娘はまだ状況を理解しておらず、病院に着いてもケロッと笑顔のまま。


■ 診察室へ。運命の順番決めは…

「どっちが先に打つ?」と聞くと、
兄は 即答で「(妹)ちゃんが先!!!」

迷いゼロ。
簡単に妹を差し出す兄。兄妹あるあるすぎて笑ってしまう。


■ 2歳妹の接種:ギャン泣き開幕

パパの膝に乗せられるまではニコニコ。
でも、診察で腕を押さえられた瞬間に前回の痛みの記憶が蘇ったのか、

「こわいーー!!!」
「いやーーー!!!」

と大泣き。

注射が終わった後も、看護師さんや周囲の人に

「ここがいたいのー!」

と接種部位を指差しながら全力アピール。
心配されたい“妹ムーブ”がすごすぎて、ちょっとほっこり。


■ 4歳兄の接種:恐怖でパニック

妹の叫びを見て次は自分だと確信したのか、
妹が終わった瞬間に兄は大暴れ。

4歳男子の力は想像以上で、
看護師さんと私でしっかり押さえながらの接種に。

痛みよりも “恐怖” が勝っているようで、終わってからもずっと

「こわかったぁぁ…」

と涙目のまま訴えてくる姿に胸が痛む。
一方で、その様子を少し距離を置いて見つめる妹の冷静な表情がまたおもしろい。


■ 帰り道はご褒美タイム

よくがんばった 2人に、今日はごほうびの ラムネ を。

2人が今ハマっているのが、親が懐かしい駄菓子、ココアシガレット

一度私が懐かしくて買ってきたのをあげたところ、大ハマりして2人してポリポリ。

つかみ食べにはちょうどいい大きさで、誤嚥しにくい形状なのも小児科医目線で素敵なポイントだったりする。

ラムネ一つで一気に機嫌が戻るところも、また子どもらしくてかわいい。


■ 久しぶりの病院、懐かしい再会

今回は、私が数年前に所属していた大学病院の系列病院で予約したため、
担当してくれたのは 普段からお世話になっている3年先輩の先生。

診察中に第3子が生まれたことを報告すると、
先生も外来看護師さんたちも一緒に喜んでくれてとても嬉しかった。

第3子の定期接種もここでお世話になる予定なので、
またよろしくお願いします。


■ おわりに

今日は、
・ワンオペでの子ども2人のワクチン
・懐かしい病院での再会

いろんな出来事がつまった1日。

出産したばかりの妻に任せられる内容ではなかったので、
タイミングよく休みが取れて本当に良かった。

子どもたち、よくがんばったぞ!