「大丈夫」と分かっていても、やっぱり心配になる夜

「大丈夫」と分かっていても、やっぱり心配になる夜

🌡️ きっかけは、2歳妹の発熱

少し前、2歳の妹が発熱しました。
突然の熱に一瞬ドキッとしましたが、経過はとてもシンプルでした。

1日だけ熱が出て、翌日にはすっきり解熱。
食欲も戻り、いつもの元気な姿に。

小児科医として見れば、
「よくあるウイルス感染症の経過」
そう判断できるものでした。

正直、この時点では
「軽く済んでよかったな」
そんな気持ちでいました。


🤧 次は、妻に鼻水と咳

ところが、その数日後。
今度は妻が鼻水と咳を訴えるようになりました。

発熱はないけれど、
鼻はズルズル、咳も出る。

しかも、母乳育児中。
「つらくても、薬は飲めない」という状況です。

大人の風邪は、地味につらい。
それを我慢しながら育児をしている姿を見ると、
そばにいるこちらも胸が痛くなります。


👶 そして2ヶ月の赤ちゃんにも変化が

そんな流れの中で、
昨日から2ヶ月の赤ちゃんにも鼻水が出始めました。

熱はありません。
母乳も、しっかり飲めている。

ここまでは、安心材料。

ただ、気になるのは夜の様子でした。

寝ていると、
30分に1回くらい
咳で「ふぇ…」と起きかける。

完全に起きるわけではない。
でも、呼吸のリズムが一瞬乱れる。

この微妙な変化が、
親の心をざわつかせます。


🧠 小児科医としては「大丈夫」でも

医学的に見れば、

  • 哺乳ができている
  • 呼吸が苦しそうではない
  • 顔色も良い
  • 熱もない

「今すぐ心配な状態ではない」
そう判断できます。

予定していた予防接種も、
念のため2週間先に延期しました。

対応としては、冷静。
判断としては、妥当。

それでも――
どこかで、少しだけ不安になる。

これはもう、
小児科医としての知識とは別の感情だと思います。


❤️ 親になると、知識だけでは割り切れない

頭では分かっている。
大丈夫な経過だということも。

それでも、
自分の子どもとなると話は別。

「もし、この咳がひどくなったら?」
「夜中に急に苦しくなったら?」

そんな考えが、ふと頭をよぎります。

小児科医でも、
いや、小児科医だからこそ、
いろいろなケースを知っているからこそ、
余計に考えてしまうのかもしれません。


👃 今できることは、鼻水を吸うこと

今、家でできることは多くありません。

  • こまめに鼻汁を吸引する
  • 寝る前、起きたときにしっかり吸ってあげる
  • 呼吸が少しでも楽になるよう整える

それだけ。

「これで十分なのかな」
そう思いながらも、

今のこの子にとって
いちばん必要で、いちばん効果的なケア
それが鼻水を取ってあげることだと信じています。


🌙 早く、みんなが楽になりますように

家族の中で、
順番に風邪が回っていくこの感じ。

小さい子がいる家庭では、
きっと「あるある」だと思います。

知識があっても、
経験があっても、
自分の子どもだと、やっぱり心配。

今夜も、鼻水を吸いながら
静かに願っています。

「どうか、早く良くなりますように」