4か月健診 ― 首すわりと成長が本格的に動き出す大切な節目

4か月健診 ― 首すわりと成長が本格的に動き出す大切な節目

4か月頃は、赤ちゃんの成長がぐっと加速し始める時期。
身体の動き・表情・生活リズムのすべてが、この時期から大きく変化してきます。

1か月〜3歳までは厚労省も「重点健診」として位置づけており、
4か月もその中の重要な項目のひとつです。

ここでは、4か月健診で医師が必ずチェックするポイントと、家庭での見守りのコツをわかりやすく解説します。


✔️ 4か月健診で確認する主なポイント

■ 首すわり(運動発達のチェック)

4か月健診といえばまずコレ。
首がしっかりしてくると、うつ伏せ遊び・寝返り・お座りへと発達がつながっていきます。

チェックすること:

  • 仰向けから引き起こしたときに首がついてくるか
  • うつ伏せでしっかり頭を持ち上げられるか
  • 身体の左右差がないか(向き癖や斜頸)

👉 首すわりは今後の運動発達の基盤になる、とても大事な確認ポイントです。


■ 目の動き・音への反応(視覚・聴覚)

この時期は “世界が見え始める時期”。

チェックすること:

  • 人の顔やおもちゃを目で追えるか(追視)
  • おもちゃの音に振り向くか
  • 片側だけ反応が弱くないか
  • 強い光に対するまばたきの反応

👉 視線の動きや音への反応は、ことばの発達にもつながる大切なサインです。


■ 感情の発達(人見知りの前段階)

4か月を過ぎると、赤ちゃんは「社会的微笑」が増え、
声を出して笑う子も増えてきます。

医師が見るポイント:

  • 表情の変化がしっかりあるか
  • 声かけに反応するか

👉 笑顔や反応は、親子のコミュニケーションが育っている証拠です。


■ 授乳量と体重増加

4か月頃は体重の増え幅が個性に分かれやすい時期。
医師は成長曲線に沿っているか細かく確認します。

チェックすること:

  • 母乳・ミルクの量は適切か
  • 体重の増え方が急激すぎないか、緩やかすぎないか
  • 授乳時間が極端に長すぎないか
  • 吐き戻しが多すぎないか

👉 体重だけでなく“授乳の様子”も重要な評価ポイントになります。


■ 皮膚の状態(アレルギー予防の観点から)

4か月頃はアトピー性皮膚炎が出てくる子もいます。

チェックすること:

  • 肌の乾燥
  • 頬や関節の湿疹
  • かゆみの有無・夜間のぐずりとの関連
  • 保湿が適切にできているか

👉 肌のケアはアレルギー予防にもつながるため、気になる場合は早めに相談を。


■ 股関節の動き(発達整形領域)

  • 先天性股関節脱臼の有無
  • 開排制限(股が開きにくい)
  • 左右差がないか

👉 4か月は股関節トラブルを見つけやすいタイミングで、見逃さないことが大切です。


■ 生活リズムの基礎づくり

4か月頃になると 昼夜の区別がつき始める時期

確認すること:

  • 夜の眠りが少しまとまってきているか
  • お昼寝のリズムはどうか
  • 寝かしつけで困っていることはないか
  • 過度なスマホの光(ブルーライト)を浴びていないか

👉 生活リズムはこの先の発達や情緒の安定に大きく関わります。


✔️ 家庭での見守りポイント

  • うつ伏せ遊びを安全な範囲で取り入れる
  • 夜の寝かしつけは“毎日同じ流れ”を意識
  • 抱っこが多くてもOK(情緒の発達に重要)
  • 授乳時間・泣き方・排泄などを軽く記録する

✔️ まとめ

  • 4か月は首すわり・視覚・聴覚・感情の発達が一気に伸びる時期
  • 授乳量と体重増加はこの時期から個性が出る
  • 肌トラブル・股関節・生活リズムのチェックも大切

👉 次回は「7か月健診」について詳しく解説していきます。