第3子誕生!ドタバタなワンオペと奇跡の瞬間の記録

第3子誕生!ドタバタなワンオペと奇跡の瞬間の記録

妻は朝から誘発開始、私はワンオペ登園へ

今日は妻の計画分娩当日。
朝から誘発を開始するということで、私は4歳の息子と2歳の娘を連れて保育園へ。

2歳娘はいつも通りすんなり登園。
一方4歳の息子は、ママが入院した不安も重なり号泣。
教室に到着するなり抱きついて離れず、先生に半場無理矢理剥がしてもらって、なんとか園を後にした。

朝から胸がぎゅっとなるスタート。

“早くても夕方”と言われていたけれど…そわそわした午前中

朝の診察では
「分娩の進みはゆっくり。早くても夕方でしょう」
と言われたとの連絡あり。

ただ、2人目のときに「意外と急に進む」という経験をしている。
だから今日は朝からいつ呼ばれても動けるように準備しつつ過ごした。

そわそわしながら掃除をしたり、ブログの編集をしたり。
ただ、心ここにあらず。

そんな中、昼前にスマホが鳴った。

「破水して分娩が進みそうです」

心臓が跳ねた。
そこからはもう全力ダッシュで産院へ。

到着するとすでに分娩台の上。手を握り、汗を拭き、ただ寄り添う

急いで産院に向かい、到着すると妻はすでに分娩台の上。
汗だくでいきむ姿を見た瞬間、緊張と心配で胸がいっぱいに。

私は妻の手を握り、
汗を拭き、
うちわでそっと扇ぐ。

痛みの波に合わせて、ただ横で支えることしかできない。
父親ができることは本当に限られている。

途中で進まなくなり吸引の準備…その瞬間に自然に誕生!

あと少しのところで赤ちゃんの進みがピタッと止まってしまい、心拍も不規則に。
先生がそっと吸引分娩の準備を開始。

「どうかこのまま自然に…」
と願ったその時、妻が最後の力を振り絞り…

スルンッと赤ちゃんが誕生。

原因は臍帯が首に巻きついていたため、途中で進めなかったとのこと。

出産は本当に最後の最後まで何が起こるのかわからない。

小児科医として診察、父として安堵の瞬間

産声を聞いた瞬間に、父としてまず胸を撫で下ろした。

その後、先生のご厚意で
生まれたばかりの我が子を私が診察させてもらった。

自分の耳で心音を確認し、全身をしっかり観察。そして、
「問題なし」
と判断した瞬間、重く張り詰めていた気持ちが一気に解けた。

知識があるからこそ、怖い想像もできてしまう。
だからこそ本当に安心した。

今日は娘の誕生日。兄妹で同じ誕生日に!

そしてなんと今日は2歳の娘の誕生日。
つまり今日生まれた第3子と同じ誕生日。

計画通りではあるけれど、実際そうなるとやっぱり嬉しい。
なんだか不思議な縁を感じる。

妻も会陰切開なし、出血も少なく、母体のダメージも最小限で済んだようで、ホッとした。

出産は奇跡。自分の子となると不安の重みが違う

出産は本当に奇跡の連続で、
一瞬一瞬にドラマがある。

小児科医として知識があっても、
自分の家族だと不安の大きさが全く違うことを今回も痛感した。

無事に母子ともに元気でいてくれたこと、それだけで十分すぎるほどの幸せ。

今は子どもたちも就寝。明日3人で面会へ

夜は2人の子どもをなんとか寝かしつけ、
今こうしてブログを書いている。

明日、
「お兄ちゃん」と「お姉ちゃん」になった2人を連れて面会へ行く予定。


どんな表情をするのか、どんな言葉をかけるのか、
楽しみとちょっとした緊張が入り混じった気持ちで夜を迎えている。